ステータ偏芯およびロータ偏芯させた状態での出力誤差を0.01°の高分解能で測定可能
レゾルバの基本性能、モータへの取付規格を評価できます。
本製品でできること
EV化が急激に進む市場の中で、効率UPのためにレゾルバの角度誤差が及ぼす影響が重要になっています。
本装置はレゾルバの特性を評価する装置で、インピーダンス等の電気特性を偏芯させた状態で測定する事ができます。
偏芯は、ステータおよびロータに対して水平方向への偏芯、軸芯傾き、スラスト方向オフセットに対応しています。
また、偏芯させた状態でレゾルバの角度誤差を測定することが可能です。
偏芯説明
製品特徴
次世代のレゾルバ評価に最適!
- ステータ取付ステージとロータ取付シャフトを補間制御させることで、ロータ偏芯、ロータ軸傾きの角度誤差を測定可能
- 電気特性試験と偏芯特性試験を同時に行うことが可能
- 最高12,000rpmでの角度誤差測定が可能
基本使用
対象ワーク | ステータ外径 : φ30~φ320 / 厚さ50mmまで ワーク内径:φ10~φ185 / 厚さ10mmまで 軸倍角:1~12 |
励磁信号 | 周波数 : 5KHz~20KHz 定電圧/定電流 : 切換式 定電圧 : 1VP-P~20VP-P 定電流 : ~200mAP-P |
電気特性試験 | 試験回転数 : 10rpm~20rpm 回転方向 : 時計回り/反時計回り 測定項目 ・1次/2次インピーダンス、1次 / 2次インダクタンス ・1次/2次レジスタンス、1次 / 2次リアクタンス ・初期電気角誤差 ・1次電圧、1次電流 ・変圧比、電流比、レゾルバ位相差 ※基準角度精度 20 arcsecondP-P ・角度誤差(0.1°ピッチ) |
偏芯特性試験 | ステータ偏芯 : ±1.5mm、精度±1μm以下 ロータ偏芯 : ±1.5mm、精度±0015μm以下 ステータ軸傾き : ±2°、精度±0.02°以下 ロータ軸傾き : ±2°、精度±0.02°以下 スラストオフセット : ±4mm、精度±15μm以下 基準角度 : 0.1° 角度誤差分解能 : 0.01° |
高速回転試験 | 回転数 : MAX12,000rpm モード : 一定回転/スイープ/マニュアル |
プログラム運転 | 偏芯特性および高速回転の各試験においては、最大500ステップのプログラム運転が可能 |
製品をご検討のお客様へ
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