音・振動検査を定量化し、合否判定のバラツキを解消
予め登録したマスター音との比較により音の違いを判断することで、正確に合否判定を行うことが可能です。
本製品でできること
音・振動検査において、人の「感覚」による官能検査は作業者の体調や疲労度、また熟練度により左右されることがあり、検査漏れや誤検出が発生しやすく、 音や振動の合否を正確に判断することは困難です。
本装置は、予め登録したマスター音との比較により音の違いを判断することで、正確に合否判定を行うことが可能です。
また機能を合否判定に特化することで低コストを実現しました。
人手による音・振動検査の課題
- 人による聴覚検査は判断基準があいまい
- 聴力に個人差があり合否判定にばらつきがでる
- 熟練の技が必要
- 人の感覚による作業は品質保証が難しい
NT-100導入効果
- 判定基準の定量化
- 合否判定のばらつき解消
- 検査・判定業務の自動化による作業の高効率化、省人化
- 判定基準の定量化による品質向上
適用例
異音チェッカー
- モータの打痕、ゆらぎ音の検査
- 歯車,ベアリングの異常音、異常振動の検査
- オイルポンプの振動、異音検査
- サンルーフの動作音の音圧、及び異音検査
- エンジンノッキング音検査
- エンジンバルブの異音検査
- 振動音の異音検査
異物チェッカー
- マフラーの消音器内に残ったスパッタの異音検査
- 製品に混入した半田屑、ワッシャー等の異音検査
- ACアダプタに混入した異物の異音検査
製品特徴
- お客様のサンプル波形に合わせてソフトをカスタマイズ
ユーザー毎にソフトウェアをカスタマイズし、測定内容に最適な機能・操作が可能
※実際には音・振動データの確認が必要になります - トレーサビリティ
USBメモリに検査データの保存が可能
イーサネットで外部機器へデータ転送が可能 - インライン対応
トリガ信号入力・判定結果出力等の汎用入出力搭載 - 低価格
合否判定に特化することで低コストを実現
基本仕様
A / D | チャンネル数:2CH(マイク入力、振動センサー入力など) 24ビットデルタシグマADコンバータ |
D / A | チャンネル数:1CH(テスト信号、警告音など) 24ビットデルタシグマDAコンバータ |
サンプリング周波数 | 最大48kHz |
入力形式 | マイク入力、振動センサー入力 |
表示 | 640×480 カラーTFTモニター(タッチパネル) |
表示内容 | FFT結果、判定結果の数値、パラメータ |
汎用入出力 | I / O:8ビット、計測開始トリガ入力、判定結果出力 |
外部I / F | イーサネット1CH、USB |
拡張記憶媒体 | USBメモリ、大容量不揮発メモリ |
電源 | 1次:AC100V、内部・I / O電源:DC24V |
外形寸法 | W220mm×H170mm×D160mm(突起物は含まず) |
本体重量 | 3.0kg |
活用例
ご要望に合わせたカスタマイズで様々なニーズに対応いたします
異常音、異常振動の測定・検出・判定・検査
自動車関連 | エンジン、トランスミッション、ポンプ、デフ、サンルーフ、モーター、ベアリング(歯車) |
自動二輪関連 | エンジン、トランスミッション、ポンプ、モーター、ベアリング(歯車) |
家電関連 | モーター(冷蔵庫、洗濯機等)、歯車 |
アプリケーション例
開発・導入事例
各業界で効率化やコスト削減などを実現、ご満足いただいています
自動車部品メーカー様 | オイルポンプの振動・異音検査 →高価な解析装置から置き換え |
自動車部品メーカー様 | マフラーの消音器内に残ったスパッタの異音検査 →官能検査から自動化 |
自動車部品メーカー様 | 製品に混入した半田屑、ワッシャー等の異音検査 →官能検査から自動化へ |
自動車メーカー様 | サンルーフの動作音の音圧、及び異音検査 →官能検査から自動化へ |
自動二輪車メーカー様 | エンジンノッキング音検査 →高価な解析装置から置き換え |
船外機製造メーカー様 | エンジンバルブ異音検査 →官能検査から自動化へ |
電機部品メーカー様 | ACアダプタに混入した異物の異音検査 →官能検査から自動化へ |
総合電機メーカー様 | 振動音の異音検査 →官能検査から自動化へ |
製品をご検討のお客様へ
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